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STORES で働く:プロダクトマネージャー編

この記事では、STORES のプロダクトマネージャーの働き方や仕事内容を詳しくご紹介します。STORES は、現在、顧客である中小事業者様への価値提供の最大化に向けて新規プロダクト開発を加速していこうとしているフェーズです。ご興味をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてください!

戦略シフトとプロダクトマネージャーの組織変化

昨年まで、STORES には5つの主力プロダクト(STORES ネットショップ、STORES レジ、STORES 予約、STORES 決済、STORES ブランドアプリ)があり、各プロダクトごとに独立した事業部制で運営され、それぞれの戦略に基づきプロダクト開発をしていました。

2023年までのプロダクトラインナップ(2024年5月時点では、さらに2プロダクトが追加)

2024年以降、STORES ではプロダクト同士を連携させることで、顧客情報や売上などの重要データをプロダクト間で連携させ、事業者の店舗経営により大きな価値を創出する戦略を強化しています。(全体戦略については、以下の記事で触れています)

ストアーズは10、20、30とスピードあげて製品を提供し、ただの便利な商売のツールではなく、ストアーズを入れると経営が進化する、商売といえばストアーズ。そういう存在になりたいと思います。

ストアーズはECの会社、ではない」より

STORES ではこの2年ほど各プロダクトを連携させプラットフォーム価値を高める開発・準備を進めてきました。プロダクトが連携させることでこれまで以上に顧客の複雑かつ多様な課題解決ができるようなプロダクトへと進化させていくビジョンを描いています。

STORES プロダクトの提供価値の変化(ざっくりイメージ図)

このビジョンに基づく戦略の一環で2024年1月から、プロダクト毎の組織から、顧客市場を軸とした新たな組織へ再編しました。さらに、複数のプロダクトを統合した全社戦略の推進や柔軟なアサインを実現するために、全社横断の「プロダクトマネジメント本部」を新設しました。

プロダクトマネジメント本部に全プロダクトマネージャーの戦略・マネジメントを集約

プロダクトマネジメントの現在地

2024年、STORES のプロダクトマネジメント組織は大きく変化し、現在以下のような転換フェーズにあります。

中規模事業者様へのPMF強化

これまで、STORES を利用する事業者様は、比較的小規模な事業者が多かったのですが、最近では規模の大きな事業者の導入が増えてきています。前述の通り STORES ではこの2年ほど、各プロダクトを連携させてプラットフォーム価値を高める開発・準備を進めてきました。複数のプロダクトをシームレスに組み合わせることで、より大きな規模の事業者の課題を解決し、総合的にサポートできる体制が整いつつあります。

プロダクトラインナップの大幅拡充

ここから先、事業者様のより広く深い課題に対応するため、プロダクトを大幅に増やしていきたいと考えています。2024年だけでも10、来年はさらに20まで新規プロダクトを増やそうとしています。現在、STORES は食品小売やアパレルなどの商品を取り扱うリテール事業者と、美容サロンやフィットネスクラブなどのサービスを提供するサービス事業者にフォーカスしています。

プロダクトマネジメントチームの増員

こうした背景から、現在10名程度のプロダクトマネージャーチームを、2024年には13名程度に増員する計画です。「一定出来上がった組織で裁量が少ないのでは?」と聞かれることも多いですが、実際にはそうではありません。2024年5月時点で、7つの主要プロダクトをリリースしていますが、新規プロダクトを続々増やすなかで、ディスカバリー段階からプロダクト開発に関わる機会が豊富にある状況です。

仕事内容と業務フロー

各社プロダクトマネージャーの役割には共通点が多いものの、会社によってどの部分に重点をおくかは異なります。プロダクトマネージャーの役割を「ディスカバリー」「ディベロップメント」「デリバリー」の3つのフェーズに分けた場合、STORES では特に「ディスカバリー」と「ディベロップメント」に重きをおいています。

初期のディスカバリーフェーズではBiz組織と協働する機会も多い
業務の大まかな流れイメージ図

STORES のプロダクトマネージャーを一言で表現すると、「ディスカバリーからプロダクト開発を、自らの仮説・強い意思を持ってリードする人」です。開発チームはもちろん、営業や事業責任者などビジネスサイドとも連携しながら、多くのステークホルダーの中心に立って意思決定をリードする、まさに要となる役割を担っています。

プロダクト開発の最初の段階である「ディスカバリーフェーズ」では、セールスチームやCSチームからのフィードバックなど、間接的な情報収集から始めることが多いです。プロダクトマネージャーとして解くべき課題やアイデアに一定の仮説を持ち、顧客インタビューを通じて、検証を進めます。今年は平均して月に5〜6回、顧客を訪問し、現場のリアルな声を聞いています。

STORES ではプロダクトマネージャー自身が顧客に直接会い、その声をプロダクト企画・開発に活かすことを重視しています。不確実性が高い状況の中で、これらのフェーズを通して「何をつくるべきか」、「なぜ作るべきか」の価値検証を進めています。

直近のプロダクトリリースはこちらの記事をご覧ください!

STORES で働く魅力

STORES でプロダクトマネージャーとして働く魅力はたくさんありますが、入社後に実感いただける、代表的な特徴を5つご紹介します!

1. 裁量の大きさと幅の広さ

STORES では、プロダクトマネージャーがどの課題を解決するか、どんなプロダクトに取り組むかを考え、リードすることが期待されています。プロダクト作りにおいて事業者の課題、ユースケースを最重要視しているため、自ら顧客の課題に対して最適な解決策をディスカバリーして、その方向性を定めることになります。難しさもありますが、周囲のサポートもありますし、大きな裁量を持って進めることが出来ます。

2. 自分たちの生活を良くしている実感がある

ネットショップや、美容院の予約サービスなど、日常生活で使うことが多く、開発したプロダクトが知り合いや家族の生活を豊かにしている実感を持つことができます。顧客の事業を支えることは、巡り巡って自分たちの生活を良くしている、精神的にも大きな満足を得られると思います。

3. プロダクトの種類・フェーズが多様

新規プロダクトの立ち上げから、既存プロダクトのグロース、プラットフォームの基盤開発まで、多様なフェーズ・領域のプロダクト開発を経験する環境があります。幅広いプロダクトを有する STORES ならではですし、様々な種類のプロダクトマネジメントを経験できるため、個人のキャリアにとっても大きなアドバンテージです。

4. PdM/エンジニア組織全体で情報共有・学び合いの機会が多い

STORES では、異なるバックグラウンドを持つプロダクトマネージャーと知識や経験を共有する機会が豊富にあります。組織横断で全プロダクト開発メンバーが参加する「プ会」では、プロダクトマネージャーをはじめ、開発メンバーとも交流することができます(約100人が参加します)。プロダクトマネジメントは座学で学ぶだけではなく、日々のアウトプットとインプット、そしてタイムリーなフィードバックが重要です。STORES には、質の高いフィードバックを受けられる環境が整っています。

5. 営業・マーケ組織と距離が近く、オープンな組織

ディスカバリーフェーズ、デリバリーフェーズでは、営業企画やマーケなどのビジネス組織と協力して仕事を進めていきます。社員全員に顧客価値を追求する姿勢が根付いており、非常に連携がしやすい組織です。

求める人物像

STORES でプロダクトマネージャーとして活躍していただくために、ハードスキルもそうですが、以下の3つのソフトスキルも重視しています。

1. 自らの仮説で周りを巻き込めるか

ステークホルダーが多いと、さまざまな意見に流されがちになります。だからこそ、プロダクトマネージャーとして、不確実性の高い状況において、自分の意思をもって仮説を構築し、進むべき方向を示せる事が重要だと考えています。

2. 目的思考で物事を前に進めるか

STORES でプロジェクトをリードするには、明確で考え抜かれた「目的」が必要になります。プロダクトマネージャーとしては、すべての意思決定の場面において目的を意識し、物事を前に進める力が求められます。また、自分の役割だけにとらわれず、周囲の環境を改善し続けることも含めて、目的思考で物事を進める姿勢が重要だと考えています。

3. 成果・体験にコミットしているか?

成果や事業への執着を自身の中で動機づけし、すべてのアウトプット、ドキュメントの一文まで仕事のクオリティーを高めることができているか。顧客価値に繋がるプロダクトを生み出し、事業を成長させる事にプロダクトマネージャーが拘っているかを重要視しています。

興味を持っていただけた方へ

STORES では、新しいプロダクトの立ち上げはもちろん、基盤開発など技術寄りの知識を最大限に活かせるプロダクトマネジメント業務や、既存プロダクトのグロース戦略の推進や、さらにはAI活用まで、プロダクトマネージャーとしての領域を広げられるチャンスが豊富にあります。
ご本人の希望や得意分野を踏まえて配属を決めていきますので、少しでも興味を持っていただけたなら、まずはカジュアル面談でお話ししましょう。一緒に新しい価値を創り出していく仲間を、お待ちしています!!

PdM & エンジニアの皆さん

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