交流に笑顔が溢れる、STORES のファミリーデーをレポート
この夏 STORES で行われた「ファミリーデー」。STORES で働く人が家族だと思う人ならば、誰でも参加できるオープンオフィスイベントです。総勢50名のファミリーがオフィスを訪れ、夏祭りのように盛り上がりました。発起人である、PX部門HR本部カルチャーグループの安部 明希さんにお話を伺いながら、当日の様子をレポートします。
どんな年齢の子どもも、どの時間帯に参加してもたのしめる。企画者の安部さんが考えた仕掛け
当日の様子をご紹介する前に、ファミリーデーの企画について安部さんにお話を伺います。
安部「ファミリーデーを発案したきっかけは、テクノロジー部門の開発企画室の加藤千穂さんによる自主企画です。子どもや家族、パートナーがオフィスに遊びに来て交流する様子がとてもたのしそうで、会社公式の企画として行いたいと発起人を買って出ました」
PXで常に STORES で働く人の「たのしみ」を考える安部さんは、思いをめぐらせるうちに本イベントの骨子になるコンセプトをつかみます。
「『たのしそう』と思ったのがきっかけで企画を始めましたが、内容を考えるうちに、STORES のメンバーの家族やパートナーに会社のことを知ってもらう意義が見えてきました。働くということは、メンバーの家族やパートナーの理解やサポートが大きな後押しになります。会社や、会社が目指すことを知っていただくことで、それがさらに強くなればいいなと思ったのです。何も大袈裟なことではありません。会社や仕事の様子がわかれば、忙しい時期に『今大変なんだな』と思うことができるかもしれない。仕事の話がたのしい団欒のひとときに加わるかもしれない。そんな家族やパートナーとの円満につながるようなイベントにしたいと思ったのです」
無事に企画が通り、イベントの具体的な内容を考えるために社内で参加を募ったところ、今回はその多くが子どもであることがわかりました。そこで、「来社してくれる子どもたちに STORES での仕事や、プロダクトを知ってもらう」をテーマにコンテンツが企画されました。ここでは、日頃子どもたちと接する機会の多い安部さんならではの視点が役立ちます。
「子どもとひとくちに言っても、年齢も、遊ぶスピードも、性格もさまざま。また、メンバーや家族、パートナーのライフスタイルによって来社できる時間もばらばらなので、最も人が集まる時間に行うワークショップと、何時に来てもたのしめる常設のコンテンツを用意することにしました。子どもが喜ぶ彩りゆたかなケータリングや、思い出に残るフォトスポット、お土産なども忘れずに」
かくして、東京オフィスでのファミリーデーの準備は整いました。ここからは当日の様子をレポートします。
夏祭りのような賑やかな1日。ワークショップでは本格“お商売”体験も
当日は、STORES のオフィスが夏祭りの会場のように大変身。入り口にアーチのように組まれた風船がオフィスをテーマパークのように彩ります。風船の装飾は「イベントの後に持ち帰れるように」という安部さんのアイデアで、針金などで固定せず、ガス入りの風船を高さを変えて配置したもの。
用意されたコンテンツはこちら。
まず、会場全体をたのしげな雰囲気に演出しているのがオフィス随所に散りばめられた「夏祭りコーナー」。子どもたちは、人気に火がついたコーナーのまわりにわっと集まり、それぞれの遊びを満喫しました。一緒に遊んでいるうちに、メンバーの子ども同士はすっかり打ち解けて仲良しに。年次も職位も関係なく遊ぶ子どもたちに、メンバー同士の絆も深まります。
お腹が空いたら目にも嬉しいケータリングと、「STORES カフェ」へ。 「STORES カフェ 」は社内で行われていた STORES を使っている事業者様のスイーツや飲み物を用意したコーナー。ネットショップのリンクにアクセスできるQRコードと共に、スナックやスイーツ、トマトジュースなどが並びました。企画者の安部さんのお気に入りは「ひりょうやさんのトマト」の100%トマトジュース。甘酸っぱい、濃い味わいが大人から子どもまでに人気でした。
いよいよ今回のイベントの目玉のワークショップが始まります。ファシリテーションは、ワークショップの運営経験があるPXのカルチャーグループの高橋 真寿美さん。このワークショップの面白いところは、自らが“お店やさん”となり、STORES が提供する実際の決済端末やレジを使って商品を売ったり決済ができること。 STORES の仕事を知ってもらうため、ワークショップは「お商売って何だろう?」を問いかけるところから始まりました。
その後、シールや焼き菓子などの素材を自分なりに飾りつけたり、加工したりして商品を作ります。 STORES のミッションである『Just for Fun』にならって、ただ素材を売るのではなく、自分なりの『Fun』なこだわりポイントを考えてそれをシートに書き込みます。
それを実際の STORES レジ に登録すれば、自分だけの“お店”が完成! 子どもたちは、お客さん役の親御さんなどに向けて、商品のこだわりをアピールします。購入を決めたお客さんはこのために作った特製のお金「STORES マネー」やクレジットカードで本物さながらの決済。決済をすると画面が切り替わり、キャッシャーが開く様子に「本物みたい!」と大盛り上がりです。 STORES レジ につながったプリンターからは特製デザインのレシートが印刷されてとても喜ばれました。一生懸命作った商品とレシートをお客さんにお渡しする嬉しそうな姿に、大人のメンバーもお商売の素晴らしさに気付かされます。
ワークショップで得た売り上げは、駄菓子と交換することができます。自分が作った商品がお金に変わり、それでお菓子を買うところまでを体験できるワークショップは、子どもたちはもちろん、大人たちにも STORES のプロダクトに触れていただく機会になりました。
ファミリーデーの思い出にはフォトスポットとお土産が一役買います。 オフィスにあったSTORES 特製の顔はめパネルに風船の装飾を添えて、写真映えする人気スポットに。お土産には、 STORES のデザイナーが腕を鳴らしたグッズが詰め合わせになっていて、喜んで持って帰っていただくことができました。
子ども同士が仲良くなる力でメンバー同士の距離が近づいた
総勢52名が参加してくれたファミリーデー。参加年齢は0歳〜11歳と幅広い年齢の子どもたちと、家族やパートナーの方に来場していただくことができました。満足度を測るアンケートでは、「大変満足」を4ポイントとして、平均3.93ポイントの評価をいただき、早速次回開催を要望いただく声も届いています。その背景には、たくさんのコンテンツだけでなく、会場の動線や安全、授乳室やおむつがえスペースなど細部にまでこだわり、なるべく多くの人に喜んでいただける会場づくりにも苦心した安部さんの工夫があります。最後に、感想を伺うと、満面の笑顔で答えてくれました。
「ファミリーデーは、STORES のメンバーが家族だと思う方ならどなたでも来場いただけるイベントとして企画が始まりました。今回は参加申し込み状況を踏まえ来ていただいた方に喜んでいただけるファミリーデーとして、沢山の人の協力のもと大きな成功をおさめられたと思います。子ども同士の、あっという間に仲良くなってしまう魔法のような力でメンバー同士の距離が近づいたり、子どもが喜ぶ姿を見てご家族が喜んでくださっているのを感じとても嬉しかったです。次は大人の方もよりたのしめるファミリーデーを実施したいですね。
個人的な話をするならば、私はいつも子どもに『働く』ことに対してポジティブな思いを持って欲しいと考えていました。今回のファミリーデーを通して、『会社ってたのしそう』『いつかこんなふうに働いてみたい』と思ってもらえたことが、いつか子どもたちの『仕事観』につながったらいいなと思います。
また、STORES のプロダクトが実際に動いているところを間近で見て、子どもたちが嬉しそうな声をあげているのを見て、ぐっときたメンバーやご家族の方も多いのではないでしょうか。STORES が社会にもたらす『Fun』を感じていただける瞬間があっただけでも、ファミリーデーを実施してみてよかったなと思います」
ただゲストをおもてなしするのではなく、STORES のメンバーがどんな思いで働いているのかや、何を作っているのかまでをあますところなく伝えることができたファミリーデー。仙台でも大好評のうちに開催が終了しました。今後の開催にもどうぞご期待ください。
デザイン:石橋 講平
写真・文:出川 光
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