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初めてのIT業界のアルバイトから社員に。実践を通してスキルを磨き、STORES 決済 のオペレーションを担う

STORES 決済 の全てのオペレーションを担うオペレーションズ本部で働く大浦実子さん。IT業界未経験のアルバイトで入社して、今は社員としてマネジメント業務も手掛ける実力派です。

その原動力には、STORES で出会った憧れの上司の存在がありました。初めてのIT業界に飛び込んだこと、GASや複雑な関数を自在に操れるようになるまでと、憧れの上司との絆まで、たっぷりお話を聞きました。

PROFILE
大浦 実子さん・・・ビジネスオペレーションズ部門オペレーションズ本部

2019年からビジネスオペレーションズ部門でSTORES 決済のオペレーションを担当。現在は主に新規プロジェクト立ち上げ時のオペレーション構築を担っている。最近初めて、ろくろを回した。

STORES 決済 のオペレーションを一手に担うチーム

お話をきいた大浦さん。

──現在のお仕事について教えてください。大浦さんのチームはどんなことをやっているのでしょうか?

私のチームは、オペレーションズ本部の中でもビジネスオペレーショングループのアカウントマネジメントチームと呼ばれるチームで、STORES 決済 の新規審査やアカウント管理を合計8名のチームで行っています。アカウント管理は主に、店舗情報の変更や解約をしたいオーナーさんの対応です。私はチームの業務を俯瞰して見て体制を管理したり、みんなの相談に乗ったりする役割。あらたな決済手段の導入などプロジェクトがある時は、要件をまとめてPdMの方やエンジニアの方に共有することもあります。

──かなり幅広い仕事ですね。

そうなんです。もうひとつのチームは佐々木さん率いる端末配送を行うチーム。この2つのチームで、STORES 決済のオペレーションを全て担っています。

やり方がわからないから、飛び込んでみる。
初めてのIT業界に挑戦した理由

──IT業界は初めてだとか。これまでのキャリアをお伺いしたいのですが、ちょっと遡って小さな頃の夢からきいてみたいと思います。

小さな頃の夢は女優になることでした。本格的に演技の勉強をするためスクールに通ったことがあるほどです。その時は、自分ではないものになりきることに憧れていました。けれどそれは途中で辞めてしまって。それからは将来の夢というより、現実的に早く働き始めたいという思いが芽生えました。

母子家庭だったので、早く家にお金を入れられるようになりたかったですし、姉も早くから働き始めていたので、私も必然的にそうなるだろうという雰囲気がありました。私自身も早く自立したくて、17歳くらいからは東京に出てアルバイトをし、経済的に自立しました。

──すごい。頭が上がらないです。アルバイトは大変ではなかったですか?

いろいろなアルバイトを経験して、大変なこともありましたが楽しい経験もたくさんしました。中でも楽しかったのはアパレル店でのアルバイトです。マネキンのコーディネートや店舗のディスプレイ、什器の配置などを任せてもらえて、それを頭の中で考えて組み立てるのが好きでした。

自分がコーディネートしたマネキンを見て「可愛い、全身欲しい!」と言ってくれるお客さんがいた時は本当に嬉しかったのを覚えています。

──そのアルバイトのひとつとして、STORES を選ばれたんですね。IT企業で働くのは初めてだったのでしょうか。

はい、初めてでした。求人広告を見て、「電話対応なしの都内のIT系企業」で見つけたのが STORES だったんです。パソコンはプライベートで使っていたのでタイピングくらいはできましたが、専門的な知識は全く持っていませんでした。けれど、このチャンスにパソコンを使って仕事ができるようにしたいなと思い、飛び込んでみることにしたのです。

今考えてみればちょっと無謀だったかもしれませんが、当時は独学でパソコンを学ぶ方法も、どんなスキルが必要かもわからなかった。だから逆に、飛び込むことができたのだと思います。

実践を通して関数もGASも覚える

──面接の時のことを覚えていますか?どんな印象だったのでしょう。

面接で、今の上司である赤峰(梨紗)さんに出会いました。面接では、スキルよりも人柄やモチベーションを重視していることが質問から伝わってきました。この日のことで、印象に残っていることがあります。学歴を聞かれて「中卒です」と答えたら「いいですねえ!」と言ってもらったんです。履歴書もなく、学歴を問わない雰囲気と赤峰さんの明るい雰囲気に、想像以上に良さそうな会社だなと思いました。

オフィスにはアートが飾ってあって、おしゃれで嬉しかったな。面接が終わる頃には、「早くここで働きたい」という気持ちになっていました。

──実際に入社して、業務を始めてみて、どうでしたか?

マニュアルが完璧に揃っていたので、やるべきことはすぐにわかりました。当時はオフィスに出社していたので、イレギュラーな対応があればすぐに質問することもできました。やりやすい環境だったと思います。

──それから社員になられて、業務の難易度がどんどん上がっていったのではないかと思います。

現在のオペレーションには、手動で行っている部分が多くあり、さまざまな関数が入っているスプレッドシートを駆使しています。フォーマットを崩してしまったら業務ができなくなってしまいますし、関数やGASを理解する必要があります。これらを使いこなせるようになるまではかなり時間がかかりました。

──どのようにして使いこなせるようになったのでしょう。

まず、それぞれの関数などがどういう役割を持っているかを業務をやりながら覚えていきました。業務でシートを使う時に、赤峰さんが「こういう関数が入っているんだよ」と教えてくれたこともありましたし、その時運用しているシートの関数を説明できるようになるという宿題を出してもらったこともありました。

また、全く新しいシートの構築をする時には、自分で関数やGASを書かなければなりません。本などから学ぶというよりは、そういった実践を通して次第に理解できるようになったのです。

──業務で必要だと言っても、かなり難しい挑戦だったのではないでしょうか。

そうですね。最初の頃はミスもありましたし、簡単ではありませんでした。けれど、早く赤峰さんの足を引っ張らないようになりたくて、一人前になりたい一心で勉強したんです。

敬意のあるコミュニケーションが距離を縮める

──今ではチームのまとめ役として、業務配分の調整やそれぞれの業務の相談相手、問題が起きた時の解決の役割も担っているとか。必要な知識をどのように吸収したのでしょうか?

これも、業務を通して身につけていきました。STORES 決済 の仕組みそのものは、問題が起きた時に仕組みを理解したり、名前を覚えたりして実践で身につけました。また、クレジットカードの裏側の仕組みなど、わからないことがあれば同じ STORES 決済 のチームの方に積極的に質問して解決するようにして覚えていきました。

わからないことをそのままにしたり、遠ざけたりせずに積極的に理解することで、知識を自分のものにできました。また、STORES で働くみなさんが快く相談に乗ってくれたり、質問に答えてくれたりするおかげで吸収のスピードが上がっていると感じます。

──チームのまとめ役として難しさを感じることはありますか?

私のチームには、3人社員のメンバーがいて、それぞれがプロジェクトを持っています。私はこれらのプロジェクトをざっくりと把握して、行き詰まるところがあれば壁打ちをする役割です。

特に難しいのはタスクの振り分けや、それと一緒に相手に期待を伝えること。メンバーの能力をみながら、業務の配分や改善点を言語化して伝えるようにしています。

──チームメンバーとのコミュニケーションも難しそうですよね。

仕事の話だけしていると雰囲気が暗くなってしまうので、適度なコミュニケーションを心がけています。定常業務を行ってくれているアルバイトのメンバーにも積極的に話しかけることで、改善案が上がりやすくなります。発言できる雰囲気づくりが大切なんだなと感じています。また、出てきた意見に対して真摯に耳を傾けたり、素直に相手を褒めることも心がけています。

──ご自身が行き詰まった時は、どうしているのですか?

そんな時は赤峰さんに相談です。赤峰さんは本当にマネジメントが上手で、行き詰まって質問をすると「実子はどう思う?」と訊いてくれるんです。私の答えを受け止めた後で、「私だったらこうするよ」と教えてくれて、それが腹落ちするまで質問に付き合ってくれる。こうして二人で悩んだり、考えたりしながらチーム体制や目標を考える時間がとても楽しいし、勉強になるんです。

憧れの先輩であり上司、赤峰さんみたいになりたい

──お話を聞いていると、赤峰さんへの憧れや愛情が伝わってきます。姉妹のようですね。

STORES に入ってからずっと、「赤峰さんみたいになりたい」と思って仕事をしてきました。ミスをしたら必ずフォローしてくれて、面白おかしくして落ち込まないようにしてくれるし、具体的な指示でどこが問題だったのかを指摘してくれる。

私は一度言われたことを考えすぎてしまうタイプなので、「失敗したら怒られる」と思うと手が動かなくなってしまうタイプ。赤峰さんはそれを見越して、失敗してもいい環境を作ろうとしてくれているのが伝わります。

アルバイトから社員になったのも、赤峰さんが期待をかけてくれて、それに応えようとしてきた結果です。あんな風に働けるようになりたいといつも思っているんです。

──赤峰さんが作るチームの雰囲気がとてもいいことは社内でも話題だと聞きました。「あのチームとミーティングすると楽しい」という声をよく聞きます。

そうなんですよ。ミーティングでは絶対にウケを狙った発言を誰かがして、他のメンバーが突っ込んだりするし、みんなが自由におしゃべりするので本当に盛り上がります。

これは、ただ盛り上げているのではなく、赤峰さんがいつも言う「最後は人柄」ということに通じるのではないかと思います。仕事ができても、人柄の良さが伴わないと失敗した時に喜ばれてしまう。けれど、人柄が良い人は手伝ってもらいやすかったり、信頼してもらいやすかったりする。だから、誰かと話す時は敬意を持って、言い方を考えて話すようにと教わってきました。

他部署とのミーティングひとつとっても、相手が楽しく仕事が進められるようなコミュニケーションやその背後の敬意があるから、おしゃべりも盛り上がるのだと思います。

自分の能力を発揮して働く「オールスター」の一員として

──最後に、好きなバリューを教えてください。

私が好きなのは「オールスター」です。一番 STORES らしく、しっくりくるバリューです。いろんなバックグラウンドやキャリアを持っている人がそれぞれの能力を発揮して働く会社であることが誇りですし、私も「オールスター」の一員でいたいなと思います。

──「オールスター」の一員として働く先に、何か目指しているものや将来の夢などはありますか?

そうだなあ。高級車が欲しいですね! 大きい車に乗ることに昔から憧れていたんです。それで、犬を飼って、休日は昼からビールを飲んで。若い頃はお金がないことでできなかったことが多かったので、そういうことに縛られず、好きなことができるようになりたいです。

(写真・文:出川 光)

大浦さんのお気に入り:cherrysugar
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