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スタープレイヤーだけが活躍するチームにしない

STORES のオンラインセールスグループのECチームのマネージャーである白濱 駿佑(しらはま・しゅんすけ)さん。STORES を使うさまざまな作家さんの作品を購入したり、応援していることでも印象的な彼がチームをどのように作っているのか聞いてみました。

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チームメンバーが安全に活躍できる場所をつくりたい

——今日はチームの考え方について聞いてみたいんです。

「実は僕、今日のために理想のチームの例えを考えてきたんですよ。」

——ぜひ聞きたいです!

「チームメンバーが牧場に放たれた羊だったとして、僕はどんな存在でありたいかを考えたんです。それは、牧羊犬のようにワンワン追いたてて羊を移動させるようなものではなくて、羊にとって伸び伸び出来る居場所を確保する柵や、自分で遠くに歩いていける道を拡張する木道のようでありたいなって。ちょっと照れちゃいますね。」

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——素敵ですね。マネージャーとして仕事をしていると、そういう風にのびのびとメンバーに活躍してもらいたい一方で、目標との板挟みになったりしませんか?

「時々ありますね。僕自身、売り上げなどの数字を伸ばす仕事の経験が少ないので、そもそもの心構えや方法論をもっていないんです。なのでチームメンバーと仕事を進めていく中で不安を感じてしまうことはあります。でも、僕の上司はそんな僕をフォローしてくれたり勇気付けたりしてくれる人ばかりで、板挟みになったりはしていないですよ。」

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——目標の数字は、やっぱりひとりひとりに割り振っているんですか?

「はじめ、目標をひとりひとりに割り振っていたのですがそれはやめました。今はチームで目標を追うことにしています。」

——それはなぜなんでしょう。

「実は僕、高校で演劇部の部長をしていたんです。高校の演劇部は、大道具を作ったり照明をあてたりする裏方の役割と、演者を掛け持ちするんです。その経験から、演者だけが目立ってもいい芝居はできなくて、見えない仕事をする人のおかげで舞台が成り立っているんだなと学んで。仕事でも、大きな売り上げを持ってくるスタープレイヤーの活躍の影には、そのスタープレイヤーが大活躍するための地味な仕事を引き受けてくれる人もいる。その両者がチームに必要だと表現したいから、目標はチームで追っているんです。そのほうが目標を達成したときにみんなで喜べますし。」

STORES ECを使ってくれる作家さんを応援したくなってしまう

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——白濱さんと言えば、ユーザーの作品を心底応援している印象があります。撮影の時も、STORESを使ってくださっている作家さんのサコッシュを持っていましたよね。

「そうなんです。僕自身が器用貧乏なところがあるので、突出した特技を持っている人に憧れているんですよね。なので作家さんやアーティストを応援したくなってしまう。」

——オススメの作家さんがいらっしゃるって聞きました。

「紹介してもいいんですか?じゃぁ、お二人紹介したいです。ひとりめは、絵を描いている水元さきのさん。シンプルな線で描かれているけれど特別な世界観があって素敵だなと思います。」

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「もうひとりは、なるめさん。90年代のチャットルームを使ったのがインターネットの原点の僕にとっては懐かしい感じがたまりません。2020年の懐かしさってこれだよね、って感じがして。」

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——おふたりとも素敵ですね。どうやって探しているんですか?

「Twitterを駆使して探しています。もともと作家やアーティストの作品を探したり、サポートするのが好きなので、仕事だからというよりは自分らしさの延長という感じですね。僕がもっている技術やちょっとしたできることで、ユーザーさんの役に立てるのが嬉しいんです。」

——それじゃぁ、これからも作家さんのサポートをたくさんしていきたい?

「それはもちろんです。それに加えて、いつかは自分が何か作って売ってみるのをチャレンジしてみたいですね。それで売る側の気持ちがもっとわかるかもしれないし。まだまだSTORESでやってみたいことがたくさんありますね。」

撮影の後はギャラリーに作家さんの展示に出かけて行った白濱さん。彼のユーザー愛とチームメンバー愛がSTORESのECチームを支えています。

(撮影・執筆:出川 光)


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