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STORES の事業とプロダクト

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STORES の事業、プロダクトに関する記事をまとめたマガジンです。
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記事一覧

どうすればこれからの商売はうまくいく?僕なりの答えは”お客さんを異常に満足させること”

STORES では2022年より、ファーストリテイリングやファミリーマートなど名だたる小売企業を牽引してきた澤田 貴司さんを社外取締役に迎え、多様な視点でアドバイスをいただいています。そこで今回は小売経営のプロフェッショナルである澤田さんに、社外取締役を引き受けていただいた理由や、経営者かつ商売人として大切にされていることを聞きました。(聞き手:取締役 VP of People Experience 佐俣 奈緒子) 社外取締役を引き受けた理由は “人”──澤田さんには、20

Product Opsの取り組みに見る、変革期のストアーズの製品開発

こんにちは。宮里(@miyahirok)と申します。STORES 株式会社でプロダクトマネージャーをしております。 私事ですが、STORES(ストアーズ)に入社してから2年半と少しが経ちました。 ストアーズは今まさに大きな変革期を迎えており、私のミッションも長らく担当していた「STORES 予約」から変わり、現在は「プロダクトを横断した顧客データ基盤」のプロダクトマネジメント と「プロダクトを横断した組織運営の仕組みづくり」を担うプロダクト部門Ops室のマネジメントを担って

STORES のリテール法人部門とはー小売事業のプロフェッショナルとして本質的な課題を解決していく

リテール法人部門長を務める内田皓大さん。それまでプロダクトごとに分かれていた組織が、事業者様の産業別に再編され、プロダクトを横断した開発やニーズに応じた提案ができるようになりました。現在、リテール法人部門は中堅・成長企業の小売事業者に向き合い、提供価値の拡大をミッションに掲げています。今回は、その戦略や今ここに参画する醍醐味について、部門長の内田さんにお話を伺います。 小売事業者の課題に合わせ、STORES のプロダクトを提案するリテール法人部門──2024年1月から、これ

未来を見据えた取り組み、2040年店舗の事業環境はどう変化するのか?

先日、「ストアーズはECの会社、ではない」という記事が公開されました。この記事内では「2040年のお店の事業PL(損益計算)」をひくプロジェクについて触れられていましたが、今回の記事では具体的にどのようにして未来のPLをひいて、そこから何を考察したか、をお話ししたいと思います。と言っても、PLの話から始めても退屈だと思いますので、なぜストアーズがこの取り組みを始めたのか、その背景からお話しします。 なぜ未来のPLに目を向けるのかストアーズでは「Just for Fun」をミ

プロダクト横断開発をLeSSで解決。過去の振り返りを次のプロジェクトの成功に活かす。

STORES では、それぞれのプロダクトを横断した機能開発にチャレンジする機会が増えてきています。一方で、 STORES は今までそれぞれのプロダクトに開発チームが紐づいていたことから、その連携や横断には課題もありました。それを解決に導いたのが「LeSS」の導入です。PdMの視点で開発の生産性向上にこだわり、LeSS導入の旗振り役を務めた淺田純史さんに、その経緯や成功の秘訣をききました。 事業の優先順位に沿って開発ができる「LeSS」──まずは、現在の仕事について教えてくだ

【前編】STORES PdM MeetUP #1「フロントオフィスからお店の経営を支えるプロダクトマネジメントの裏側」文字起こしレポート

STORES のプロダクトマネジメントの裏側について話すイベントを実施しました。 hey(現:STORES)が創業し、丸6年。創業時からマルチプロダクトの会社を作っていくために経営統合やプロダクト統合を行ってきました。現在、さらに深い顧客課題を解決していくために新規プロダクトの開発を続々と進めており、まさに第二創業期といえるフェーズです。 今回は、CPOとプロダクトマネージャー(以下、PdM)2名が登壇し、マルチプロダクトをどのようにつくっていくのか、新規プロダクトを生み

【後編】STORES PdM MeetUP #1「フロントオフィスからお店の経営を支えるプロダクトマネジメントの裏側」文字起こしレポート

本記事はSTORES のプロダクトマネジメントの裏側について話すイベントに関する書きおこしの後編です。前編はこちらから。 TAMを広げるコンパウンドプロダクト向原:ありがとうございます。では、次は西岡さんにプロダクト連携に取り組んだお話について聞きたいと思います。 西岡:2023年の約1年取り組んだ予約システムとPOSレジを連携したプロダクトの話をしたいなと思っています。めでたく、今年の1月26日にリリースできました。 「STORES 予約」と「STORES レジ」を連携

STORES予約 PMIの舞台裏:プロダクトマネージャーが振り返る3年間

こんにちは、STORES 株式会社 でプロダクトマネージャーをしている西岡と申します。 STORES 株式会社 (入社時はhey)で働き始めてから約6年経過しており、直近3年半は STORES 予約 (旧 coubic)というプロダクトを担当しています。 STORES 予約(旧coubic)は、2020年8月に STORES 株式会社 によってグループ化された coubic 株式会社 が coubic という名前で提供していたオンライン予約のプロダクトです。サービス名を変更

プロダクト・職種横断会議「プ会」とは?横断開発を支える会議のリアルレポート

STORES では、プロダクト開発組織に所属する全メンバー約100名が集まる「プロダクト会議(通称、プ会)」を、毎月開催しています。 この記事では、「プ会とは何か?」「何をしているのか?」を、ご紹介します! プロダクト横断開発を実現するための、情報共有・交流の場として生まれた「プ会」STORES はネットショップの会社、ではありません。STORES は、中小・中堅事業者さんに向けて、フロントオフィスのプラットフォームを提供している会社です。 詳しくは、取締役 / VP

プロダクト連携が整い、いよいよレバレッジが効くフェーズ。2024年のサービス法人部門が目指すもの

2024年1月から、 STORES の組織体制が一新されました。それまでプロダクトごとに切り分けられていた組織が、向き合う事業者様の産業により切り分けられ、プロダクトを横断した開発や事業者様のニーズにより向き合った提案ができるように。新しくできた事業部は、小売事業者に向き合う「リテール法人部門」、フィットネスやサロン、スクールなどのサービス事業者に向き合う「サービス法人部門」、小規模事業者に向き合う「カスタマーグロース部門」。今回は、「サービス法人部門」の市場や可能性、人材開

ストアーズはECの会社、ではない

はじめにご無沙汰してます。ほぼ1年ぶりのnoteです。 2018年にストアーズをはじめてから6年が経ちました。ストアーズはネットショップを展開していたSTORES.jpとキャッシュレス決済を展開していたCoineyという2社が統合してできた会社で、2つの製品からはじまりました。その後、毎年1つずつくらいのペースで製品を増やし、今年は一気に数個、来年はさらに加速して製品を追加していくぞ!という状況なんですが、もともとネットショップは STORES.jp という名称だったことも