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プロダクトマネージャー

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STORES のプロダクトマネージャーに関する記事をまとめたマガジンです。
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記事一覧

ストアーズにおける新規領域のプロダクトマネージャーの役割

こんにちは。STORES 株式会社でプロダクトマネージャーをしています、曽根です。 STORES(ストアーズ)は今年1月、美容室やサロン向けのサービスを強化する方針を打ち出しました。 このブログでは、新規領域のProduct Market Fit(PMF)達成に向けて、ストアーズのプロダクトマネージャーがどのような取り組みを行なっているかを記載できればと思います。 「ストアーズってECの会社じゃない?」と思われる方は以下もぜひご参考ください。 新規領域に求められるプロダ

STORES で働く:プロダクトマネージャー編

この記事では、STORES のプロダクトマネージャーの働き方や仕事内容を詳しくご紹介します。STORES は、現在、顧客である中小事業者様への価値提供の最大化に向けて新規プロダクト開発を加速していこうとしているフェーズです。ご興味をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてください! 戦略シフトとプロダクトマネージャーの組織変化昨年まで、STORES には5つの主力プロダクト(STORES ネットショップ、STORES レジ、STORES 予約、STORES 決済、STORES ブ

Product Opsの取り組みに見る、変革期のストアーズの製品開発

こんにちは。宮里(@miyahirok)と申します。STORES 株式会社でプロダクトマネージャーをしております。 私事ですが、STORES(ストアーズ)に入社してから2年半と少しが経ちました。 ストアーズは今まさに大きな変革期を迎えており、私のミッションも長らく担当していた「STORES 予約」から変わり、現在は「プロダクトを横断した顧客データ基盤」のプロダクトマネジメント と「プロダクトを横断した組織運営の仕組みづくり」を担うプロダクト部門Ops室のマネジメントを担って

プロダクト横断開発をLeSSで解決。過去の振り返りを次のプロジェクトの成功に活かす。

STORES では、それぞれのプロダクトを横断した機能開発にチャレンジする機会が増えてきています。一方で、 STORES は今までそれぞれのプロダクトに開発チームが紐づいていたことから、その連携や横断には課題もありました。それを解決に導いたのが「LeSS」の導入です。PdMの視点で開発の生産性向上にこだわり、LeSS導入の旗振り役を務めた淺田純史さんに、その経緯や成功の秘訣をききました。 事業の優先順位に沿って開発ができる「LeSS」──まずは、現在の仕事について教えてくだ

BIプロダクト立ち上げの裏側

こんにちは。STORES 株式会社でプロダクトマネージャーをしておりますtanukinです。 この形式ばった挨拶をヤメにしたいなと思いつつ、個人ブログとして好き放題書くわけにもいかないので(この記事もプロダクトマネージャーの採用を推進したいという会社として意向をそれなりに組んだものです)、それなりのかしこまりを見せて行きたいと思います。 ここ最近何をしていたのかという話ですが、BI(Business Intelligence)プロダクトの立ち上げから成長させるフェーズ(←

新卒1年目を振り返る

こんにちは、STORES 株式会社 でプロダクトマネージャーをしている伊東と申します。 僕は昨年プロダクトマネージャーとして新卒入社し、以降はSTORES 予約のプロダクトマネジメントを担当しています。新卒としての学びはもちろん、プロダクトマネージャーとして働いた経験も無かったため、思い返す限り全ての業務が新鮮であり、また学びや反省の多いものでした。 苦労も多かった一年だったのですが、新卒としては身の丈以上に挑戦の機会を与えていただいたと実感しているので、STORES のプ

【前編】STORES PdM MeetUP #1「フロントオフィスからお店の経営を支えるプロダクトマネジメントの裏側」文字起こしレポート

STORES のプロダクトマネジメントの裏側について話すイベントを実施しました。 hey(現:STORES)が創業し、丸6年。創業時からマルチプロダクトの会社を作っていくために経営統合やプロダクト統合を行ってきました。現在、さらに深い顧客課題を解決していくために新規プロダクトの開発を続々と進めており、まさに第二創業期といえるフェーズです。 今回は、CPOとプロダクトマネージャー(以下、PdM)2名が登壇し、マルチプロダクトをどのようにつくっていくのか、新規プロダクトを生み

【後編】STORES PdM MeetUP #1「フロントオフィスからお店の経営を支えるプロダクトマネジメントの裏側」文字起こしレポート

本記事はSTORES のプロダクトマネジメントの裏側について話すイベントに関する書きおこしの後編です。前編はこちらから。 TAMを広げるコンパウンドプロダクト向原:ありがとうございます。では、次は西岡さんにプロダクト連携に取り組んだお話について聞きたいと思います。 西岡:2023年の約1年取り組んだ予約システムとPOSレジを連携したプロダクトの話をしたいなと思っています。めでたく、今年の1月26日にリリースできました。 「STORES 予約」と「STORES レジ」を連携

プロダクト・職種横断会議「プ会」とは?横断開発を支える会議のリアルレポート

STORES では、プロダクト開発組織に所属する全メンバー約100名が集まる「プロダクト会議(通称、プ会)」を、毎月開催しています。 この記事では、「プ会とは何か?」「何をしているのか?」を、ご紹介します! プロダクト横断開発を実現するための、情報共有・交流の場として生まれた「プ会」STORES はネットショップの会社、ではありません。STORES は、中小・中堅事業者さんに向けて、フロントオフィスのプラットフォームを提供している会社です。 詳しくは、取締役 / VP

STORES予約 PMIの舞台裏:プロダクトマネージャーが振り返る3年間

こんにちは、STORES 株式会社 でプロダクトマネージャーをしている西岡と申します。 STORES 株式会社 (入社時はhey)で働き始めてから約6年経過しており、直近3年半は STORES 予約 (旧 coubic)というプロダクトを担当しています。 STORES 予約(旧coubic)は、2020年8月に STORES 株式会社 によってグループ化された coubic 株式会社 が coubic という名前で提供していたオンライン予約のプロダクトです。サービス名を変更

成長の理由は任せてもらえる環境。STORES の新卒一年目を終えて、ルーキーズが対談

STORES では、ポテンシャル採用で入社したメンバーのことを「ルーキーズ」と呼んでいます。今年もあらたなルーキーズを迎えると同時に、23卒のルーキーズは晴れて2年目に。今回は23卒の3名に集まっていただき、今年一年を振り返りながらお話しいただきました。 職種もキャラクターも違う、23卒のルーキーズここで読者の皆様に、2023年の入社式の模様をご紹介。たくさんの先輩に祝われながらの入社式、見ているこちらにも緊張が伝わってきます。 あれから1年、ルーキーズのメンバーはどんな

プロダクト開発におけるVoC会のススメ

こんにちは。STORES でプロダクトマネージャーをしている伊東です。 今回は先日実施したVoC(Voice Of Customer)会についてご紹介できればと思います。 VoC会とは?VoC会とは、言葉の通りオーナーさんからの要望(Voice of Customer)を 1日かけて集中的に対応する会のことで、日々オーナーさん対応の最前線にいるサポートチームと開発チーム合同で実施しています。STORES 予約では定期的にVoC会を実施しており、例年はオフライン(サポートチー

新規領域のUXリサーチで直面した4つの問題と改善

こんにちは。STORES でプロダクトマネージャーをしています、ソネダイスケです。1年ぶりの記事です。今回は新規領域におけるUXリサーチに関する実体験ベースでのお話をしたいと思います。 想定読者 これから新規領域のUXリサーチを行っていくPM・デザイナー・リサーチャーの方 とりあえずUXリサーチに興味ある人 この記事では 、今後PMやデザイナー、リサーチャーがUXリサーチをする際の参考になればと思い執筆しています。 もっとこうしたらいいよといったご意見やアドバイスも大

誰にも気付かれないけどユーザーのための1割のこだわり

こんにちは。 お店のキャッシュレス決済「 STORES 決済 」のPMをしているMasakoです。 今回は、先日リリースした電子マネーのQUICPay対応の中で、誰にも気付かれないけどPMとしてこだわったところを紹介します。 プロジェクト概要決済手段を増やすには、一言で書くと「決済サービスを提供している側(決済ブランド)の仕様を、自社プロダクトに組み込む」ことで実現できます。 ね、簡単でしょ? と言いたいところですが、 決済手段といってもクレジットカード、電子マネー